アスベスト処理の流れ

Workflow

調査依頼

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アスベストに関する改修工事や解体工事等の場合
受注者はアスベスト使用の有無について
細やかな事前調査を行い調査結果を書面で
説明する必要がございます。
株式会社シグマではこういった調査、診断、届出などに
迅速に対応致します。

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現地調査

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現地調査

現地でのヒアリング、目視で状態の確認を行います。

サンプル採取

分析用のサンプルとして、採取を行います。

分析

JISA1481:2014「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」に基づき、サンプルの分析を行った後に、アスベスト含有の有無を診断致します。

診断

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吹付けアスベスト劣化状態等の把握のための診断は、処理工事の要否及び処理工事を実施する場合の工法の選定をするための診断であり、現地調査において、吹き付けアスベストの劣化状態の把握、アスベスト粉じん濃度の状況の把握、現地状況・周辺状況等(使用頻度等)を勘案して、総合的に診断します。

吹きつけアスベストの劣化状態及び種類

層表面の毛羽立ち
吹付けアスベストの表層部で結合材の劣化などによってアスベスト繊維が毛羽立っているもの。
繊維のくずれ
「毛羽立ち」の程度からさらに劣化が進行し、表層、又は表層下部の繊維がほぐれて荒れた状態になっているもの。
たれ下がり
吹付けアスベストの一部が劣化し、外力等によって層外へたれ下がっているもの。
間の浮き・はがれ
吹付けアスベストの下地への付着力が低下することによって、吹付けアスベストと下地との間にすき間、はく離がみられるもの。
局地的損傷・失損
人為的、又は経時変化によって、アスベスト層の表面、層自体の層間・下地間で生じた局部的な凹、はく落、はく離。
層の損傷・失損
人為的、又は経時変化によって生じた施工面のほぼ全面にわたる凹、はく落、はく離。

劣化状態の診断

現地での目視観察は、対象物から1m以内に接近して行うことを原則とする。

提出

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吹付けアスベスト劣化状態等の把握のための診断は、処理工事の要否及び処理工事を実施する場合の工法の選定をするための診断であり、現地調査において、吹き付けアスベストの劣化状態の把握、アスベスト粉じん濃度の状況の把握、現地状況・周辺状況等(使用頻度等)を勘案して、総合的に診断します。

工事計画届
(耐火・準耐火建築物)
労働安全衛生法第88条第4項
届出先 労働基準監督署
時期 14日前まで
対象工事 除去処理工事のみ
作業届
(耐火・準耐火以外の建築物及び工作物)
石綿障害予防規則
届出先 労働基準監督署
時期 作業開始まで
対象工事 除去処理工事のみ
工事計画届
(建築物)
大気汚染防止法
届出先 労働基準監督署
時期 14日前まで
対象工事 除去・封じ込め・囲い込み処理工事

アスベスト処理工事

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調査・診断結果に応じて、以下の3つの処理方法から選定します。必要となる届出は次のとおりです。

アスベスト除去処理(解体)

損傷が大きな場合等に、アスベストを完全に取り除く工法

アスベスト封じ込め処理(改造・補修)

除去が不可能な場合等に、アスベストに特殊薬液を吹き付け、固化させ粉じんの飛散を防ぐ工法

アスベスト囲い込み処理(改造・補修)

アスベストに損傷を受ける可能性がある場合等に覆う工法

施工区間の隔離
外部へアスベストが飛散しないように、ポリシート壁面:0.08mm以上、床面:0.15mm(2重)以上
セキュリティールームの設置
作業員の出入り等でアスベストが飛散しないように、隔離された作業場との連絡口として設置する
負圧除じん装置の設置
(HEPAフィルター付)常時負圧に保ち、作業場内を1時間に4回以上換気する※HPEA0.30um以上の粒子を99.97%以上収集する
湿潤化
除去前にエアレススプレーで飛散抑制剤を散布し、湿潤化する
アスベスト除去(1)
スクレーパー(ケレン棒)、ワイヤーブラシで丁寧に剥ぎ取る
アスベスト除去(2)
除去面に飛散防止剤を吹き付ける

事後処理

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施工空間内の清掃、各利用シート等の撤去

産業廃棄物処理

除去したアスベストを、都道県知事の許可を受けている特別管理産業廃棄物収集運搬業者、処分業者へ引渡し。

マニフェストの返還